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2016年3月16日 (水)

文楽

Ohatu_toku_gui

はじめて人形浄瑠璃文楽を観たのは七年程前のことである。演目は仮名手本忠臣蔵であった。次に観たのが近松門左衛門の曽根崎心中であったが、これで完全にはまってしまった。吉田簔助と桐竹勘十郎のお初徳兵衛であったと思うが、当時はまだ技芸員の名前もよくわからなかった。でも人形の演技その美しさは想像の世界と期待を圧倒的に上回った。

 * * *

最初の数年はやはり人形ばかりを見ていた。

しかしそのうち床(ゆか)が気になるようになる。床とは舞台上手に客席の方に出っ張っている狭い台で、その上で浄瑠璃をうなる太夫と三味線弾きが演奏をする。これがまた凄い。太夫はト書きとせりふを謡ったり喚いたり泣いたり、あるときは身を捩じらせ汗やら唾やら鼻水やらをあたりに撒き散らしながら全身で語る。その太夫を太棹三味線の音が押したり引っ張ったりしながら情景を見事に描写していく。

 * * *

いつしか劇場では床の前の席に陣取るようになる。太夫と三味線を凝視しながら時々人形をチラ見するのである。

                    (つづく)(え)

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